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蓝瘦香菇の意味は?中国で爆発的人気になった「青キノコ君」の現在

你好哥们儿!我是菠菜星人。我们一起学习中文吧!

さて、蓝瘦香菇の意味について解説するとともに伝説の青キノコ君のその後を記事にしたいと思います。

ついでに青キノコ君を題材に中国語も勉強していきましょう!

蓝瘦香菇の意味

発音をカタカナで書くと「ランショウ シャングー」です。

蓝瘦香菇(Lán shòu xiānggū)は2016年頃、中国で大人気になったネット用語です。なんだか四字熟語みたいですね。意味は「悲しい(つらい)、泣きたい」です。

蓝瘦香菇のそれぞれの中国語の意味

蓝=青
瘦=痩せている
香菇=シイタケ(今回は響きが面白いので翻訳はキノコにしました)

「青い痩せたシイタケ??」んん?悲しい要素どこって感じなんですが、

なぜ「悲しくて泣きたい」という意味になったかというとまずはこちらをご覧ください。

何かあったんでしょうか?男の子が何かぶつぶつ言っている映像ですね。「ランショウ シャングー」だけわかるので、何か悲しいことがあったのだけはわかります。

さて、耳につく「ランショウシャングー」という言葉、なぜこの動画がテレビで紹介されてしまうほど有名なのかと言いますと、

蓝瘦香菇は彼の発音がちょっと方言が入っているせいでおかしく聞こえた結果であって、標準語(普通话)では「难受想哭」といいたいはずなのです、標準語ではカタカナで書くと「ナンショウ シャンクー」です。

発音の違いのせいで起きた意味の違い

蓝瘦香菇=ランショウ シャングー
「青い、痩せたキノコ」

难受想哭=ナンショウ シャンクー
「つらい、泣きたい」

哭(クー)は泣くという意味です。漢字をよく見ると泣いてるように見えませんか?

难受想哭
受け入れ難く、泣くことを想う

日本語でもなーんとなく読めそう。中国語ももちろん日本の漢字と8割くらいは同じですから、「蓝瘦香菇」と聞くと青いシイタケしか思い浮かびません。

というわけで、イントネーションと発音が標準語からすると「青い痩せたキノコ」と言っているように聞こえるため本人の思惑から外れて爆発的人気になってしまいました。中国語にとってイントネーションは命ですから「青い痩せたキノコ」にしか聞こえないという現象が起きていしまいます。

日本語だと「青痩せ… キノコ…」といった感じで、悲しそうなのに正直笑ってしまうという彼の投稿になってしまってるので、ネット民の良いエサとなってしまいました。

でも厳密にいえば、日本語で言うなら「ちゅらい、にゃきたい」くらいの誤差ではあると思いますが、それでもネット民の心をつかんだ投稿だったと思います。

でもなんでこの青年はこんな動画投稿してるんだ?っていう疑問が湧いてきますが、おそらく仲間内で投稿しているつもりがネット民に見つかって拡散されてしまったのだと思います。

ちなみに「难受想哭」は成语(四字熟語)ではありませんので注意してください。

 

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勉強してみましょう

以下が彼の話した内容です。

难受想哭
Nánshòu xiǎng kū
悲しい、泣きたいよ

在这里
zài zhèlǐ
ここで

第一次为一个女孩子这么哭
dì yī cì wéi yīgè nǚ háizi zhème kū
一人の女の子のためにこんなに泣くなんて初めてだよ

难受
nánshòu
つらい

你为什么要说这种话
nǐ wèishéme yào shuō zhè zhǒng huà
君は何であんな話をしたの

丢我一个人在这里・・・
diū wǒ yīgè rén zài zhèlǐ
(君が)置き去りにした僕はここにいるよ

想哭
xiǎng kū
泣きたい

难受・・・
nánshòu….
つらい…

ここでとても勉強になる文章は、

丢我一个人在这里・・・
diū wǒ yīgè rén zài zhèlǐ
(君が)置き去りにした僕はここにいるよ

主語を省略したパターンですから少しわかりづらいですが、単純な文章です。主語を省略するのも口語ではよく使われます。「你丢我一个人在这里」となります。

「丢【diū】」を「置き去りにした」と訳す辺りが重要です。「丢【diū】」を見るとなんだか「失う」という印象が強いですが、中国人によくよく聞いてみると、「置いていった」という意味のほうが限りなく近いそうです。「”捨てた”はどうなのか?」と聞いたところ、「捨てた」もなんか変だと。”置いていなくなった”つまり置き去りにしたという方が正しいそうです。

南の方では「丢垃圾(ごみを捨てる)」と言います。北の方では普通话で「扔垃圾【rēng lā jī】」と言いますが、「丢」というものは「置く、そして去る」と言う意味があるんですね・・・ってそれって「捨てる」じゃないの????でも中国人に言わせると「捨てる」はなんか違うらしい。

そして、これは完全なる口語(口语)話し言葉です。「我」を入れる意味がないように思えますね。でも「我」がここに入ることで口語感がすごく強まります。

むしろいらないのは「一个人」のほうじゃないか「丢我在这里」でいいじゃないか。と考えるのもアリですけど、やはり「一个人」がないと成立しないですよね。これはもう感覚です。違和感がありますよね。

「我」もないとやはり成立しない文章になってしまいます。「我一个人」はセットで考えるべきだと思います。「我○○(自分の名前)」という表現もたまに見ますね。日本語にもある表現なので分かりやすいです。「我○○(自分の名前)」は宣言する時とかに使いますね。

他の文章は簡単なので迷うことはないと思います。

しかしこの動画はなかなか有毒ですね。

https://china-nihongo.com/youdu01/

彼は今どうしてるの?

すでに結婚して幸せに暮らしています。

よかったですね。みんなにネタにされて彼女にも丢(置き去りに)されてしまったら救いようがないです。

しかも彼はこの動画を投稿したことで人気者になってしまい、結果的にネットでは有名人になって2019年現在でも人気のいわゆるインフルエンサー的存在になっているそうです。

結果このドヤ顔というわけです。

ネットニュースやブログでも取り上げられています。
http://baijiahao.baidu.com/s?id=1602445537614472658&wfr=spider&for=pc

記事では「思いもよらず人気に火が付いた青キノコ君は今ではすでに結婚して美しい奥さんと仲良く暮らしています。そしてネットの有名人として今でも活躍している」と書いています。

ネットでは「青キノコ君さえ結婚できたのにお前らときたら…」とネット民たちが返り討ちにあっているそうです。

我らがWeblioにさえ登録されています。完全にシンデレラボーイと化しています。
https://cjjc.weblio.jp/content/%E8%93%9D%E7%98%A6%E9%A6%99%E8%8F%87

最後に

中国ではネットで火が付いた一般人がいつのまにか有名人になって雲の上の人になってしまう現象がたびたび起こります。それはSNSの発達とともに一般人と芸能人の境界があいまいになった結果、誰でも自分がメディアへ露出することが可能になり、すべての人にもチャンスがあるという世界になったためです。

他にも中国のネットで有名になった男性を紹介します。以下のリンクからご覧ください。

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