コラム

中国人の男が緑の帽子をけして被らないわけとは

緑の帽子

中国人にとって緑の帽子は特別です。中国人は緑の帽子をかぶって街を歩くことは絶対にありません。外国人観光客などが緑の帽子をかぶって歩こうものなら大爆笑もしくは哀れみの目で見られることでしょう。

どう転んでも中国人は緑の帽子をかぶらないので、それが外国人とすぐにわかります。なのでほとんどは大爆笑になります。もしあなたが爆笑を取りたいなら緑の帽子をかぶって中国へ行きましょう。みんなの注目の的になります。みんな笑いをこらえるのに必死になるでしょう。

では緑の帽子は一体どんな意味なのでしょう。
それは”浮気された男性がかぶる帽子の色”なのです。

なぜ?と言われると諸説あるみたいなのですが、不貞を働く妻と布を売る夫のある逸話があるみたいなのですが、中国人さえ知る人は少ないです。にもかかわらずなぜか緑の帽子はそういう人を指すようになっていてそれが変化して「緑の帽子をかぶる」とか「緑の帽子をかぶらされた」という言葉が浮気されたり不倫されたりする意味に転じていきました。

今では

我被绿了
浮気された

と言うらしいです。
昔は男性だけだったのですが、女性も使うようになったようです。

そんな言葉いつ使うのかという感じなのですが、面白い表現だと思います。最近の言葉ではありますが、日本語にもよくある変化ですよねある名詞が動詞化されてしまう。これは緑という色に新たな意味の動詞が加わった形になりました。

「浮気しないでね」と言いたければ”你别绿我”と言うこともできます。

もっと正式に言いたい場合は「浮気された」と言うことはできませんが、「彼は浮気した」「彼は不倫した」ということができます。

他劈腿了
彼は浮気した

他出轨了
彼は不倫した

中国人の間で「第三者」という言葉は例えばあなたが女性なら彼の浮気相手の女性となります。中国人の女性は第三者の女に深い憎しみを覚えます。相手は既婚者だと知っておきながら付き合うなど考えられない所業だからです。いやいや男は大丈夫なのかい笑

ときどき百度で第三者の女に”どうやって復讐したらいい?”とか質問されています…こわいこわい…