感覚文法

「ちょっと見てみて」の言い方は你看看看??

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何かを試してほしいことを促す表現で日本語に「見てみて」「やってみて」とか「食べてみて」などがあります。それらには”みる”という言葉が使われているわけですが

実は中国語でも”看”を使って全く同一の表現があることは知っていますか?

僕がそれを知ったときはかなり驚きました。しかも直感的にもとても分かりやすくて便利とまではいきませんが、アクセントとしていいかなあと思います。

例えば…

1.你吃吃看
ちょっと食べてみて

2.你猜猜看
ちょっと当ててみて

3.你摸摸看
ちょっと触ってみて

「ちょっと××してみて」と訳した理由は話の中で使われる口語なので、これを使う場合は暗に「あなたも××してみて」という風に”あなたも”が含まれているからです。

比較的なんでも使えるようですが、よく使われる言い方があるので違和感のある使い方は伝わりにくいです。それとどうも動詞の重ね型の語尾につけないと違和感があるようです。

もっとあいまいな「やってみて」ぐらいの単語があるといいですが日本語みたいに”做做看”は変な感じらしい。

もっと便利な言葉ないかと思いますよね?

実はあります!

あいまいな表現として”试试看”というのがあります。
漢字を見ると「試してみて」という風に見えますが「やってみて」に限りなく近いです。

例えば…

1.好的,我们试试看
いいよ、やってみよう

2.你来,试试看
ちょっときてやってみてよ

はい、万能です。”试试看”は万能です。日本語の「やってみて」以上のあいまいさで使うことができます。「試してみて」という訳でもいいですが、日本語としては「やってみて」とか「○○してみて」の翻訳の方が自然ですね。

一緒にご飯食べてる時などで:
「这个菜真好吃!你试试看!」
これほんとおいしい!(あなたも)食べてみて!

一緒にゲームしてる時に:
「我又输了,你试试看」
また負けたよ、君もやってみてよ

でもちょっと待った!
この”试试看”は注意が必要です。
実は”试试看”は脅しに近いような、凄むような挑発的な意味があります。
これは本当にあいまいなのですが、中国語にありがちな「言い方」と文脈が大事です。

例えば…

1.你再说一遍,试试看。
もう一遍言ってみろ

2.你走吧,试试看。
行けるもんなら(ここから去れる)行ってみな

文脈的に「あなた××する、试试看」という文脈を作ると挑発的な凄んだ意味になります。
このように言い方が悪いと、とても怖い表現となります。
まぁ、外国人ならある程度許してくれると思いますが…

ケンカしたい場合は別ですが、注意しましょう。

”~看”をさらに応用して”你看看看(ちょっと見てみて)”という表現もいけるらしいです笑(実際は相当な違和感があるらしいですが、文法上はいけるというだけということです。)

まあここは素直に”你看看”と言っておくのが無難です。

「(あなたも)やってみて」「(あなたも)○○してみて」という表現は結構便利なんじゃないでしょうか